映画漬け　最終日　ツィゴイネルワイゼン　ファミリー・ツリー

レンタルしていた最終映画
『ツィゴイネルワイゼン』

鈴木清順監督作。1980年。主演原田芳雄だけ輝いておる。
つまらんのでほぼ早送りで観た。申し訳ありません。
昔この手のとんでも映画を多く観て今では嫌いになった。以上。

美容院の予約時間まで時間ができたので神戸シネリーブルで
『ファミリー・ツリー』を観た。
なんともタイミングよく公開＆上映時間が合ったもんだ。それだけで満足だった。

監督はアレクサンダー・ペイン。いまやアメリカ映画界の星。彼の監督作で名作『サイドウェイ』、良作『アバウト・シュミット』は必見である。

主演はいまやアメリカ映画界のドン、ジョージ・クルーニー。この映画でオスカーは逃したが、彼ひとり奮闘した映画だ。

もう一人、長女を演じた女の子も瑞々しくていい演技をしていた。決して美人ではないが、水着姿が目の保養になった。

映画全体は正直傑作とは言い難い内容だが、ところどころ名シーンがある。
俺の大好きなシーンはジョージの妻の浮気相手の美人妻に軽い報復行為として口づけするところ。さすがに吹いた。このシーンを観るだけでもこの映画を観る価値はある。
それとラストの妻との別れシーンはジョージの演技が本当に素晴らしい。

はひねくれて言うと寝取られ夫の復讐劇を、暴力なしで歴史と伝統とハワイの美しい風景により誤魔化した映画だ。基本は悲劇をコメディっぱなし。この映画、笑わそうとするとこを素直に笑えないと相当つまらん映画です。

劇場で流れた予告『ミッドナイト・イン・パリ』が予想通り楽しみすぎる。日本版の予告は初めて観たが最高に良い。とにかく分かりやすい、そして楽しい！華やかだしね。
劇場でのお客の反応も結構良かった。こりゃヒットしますぞ！今週末公開！俺もその内行く。
　