ここ数日(GW)に観た映画 その2 『愛のむきだし』『愛しのベス・クーパー』
GW中に(休みではなかったが)渋っていた映画のひとつ
『愛のむきだし』をレンタルで観た。2009年園子温監督作。
237分の長編のため、DVDで2枚組。←渋った理由の一つ。
非常に評価の高い映画なので前々から観たかった。が、俺は園監督の作風があまり好きではない。
園監督作は『冷たい熱帯魚』しか観てないのでえらそうなことは言えないが、好きではない。
テーマの"愛"ですが、この映画を通して伝えたい愛が俺には理解しがたいのだ。表面的にしか見えない。
いや、表面的ではないですよーって描くんだけど、表面的ですよーと感じる。
それは俺だけかもしれない。世間では非常に評価が高く(高過ぎ)、誰もが絶賛系。
だから俺は余計それに反発をしてしまうので、アンチに寄ってしまうのかもしれない。
愛に寄り添って、ヘンタイとボッキがこの映画を進めていくが、ヘンタイもあまりに純粋で俺には変には見えず、ヘンタイに違和感を感じた。
ボッキは最大のキーワードだけど、偽者ボッキが興ざめさせる。リアルボッキでなぜいかなかったのか。重要ですよそこは。
あと、演技がどなた様もひどいもんです。満島ひかりさんの演技は大絶賛のようですが、下手です。色気もない。
可愛いのはわかる。あと、主演の西島隆弘さん、初めて見たけど、この映画のみでは良かったと思う。嫌いだけどね。
安藤サクラさんは、意味不明。怖さは出てるけど、説得力がない。ガキなんだよね結局。
大好きな渡部篤郎さんも映画に合ってなかった。ガキだった。
映画とは関係ないが、恐らく彼はヴァンサン・カッセルに憧れているのだな、そう思う。
園監督作の特徴であるエロ描写も陳腐そのもの。やだなー、ガキのエロは。でも『冷たい熱帯魚』のエロ描写は良かった。
評価するところもあります。『愛のむきだし』を観て園監督の映画への熱量と力量は非常に感じた。長編だけど一気に全部観てしまったし、観終わった後は多少興奮した。それだけ、以上終わり。
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『愛しのベス・クーパー』
くそ詰まらんよくあるラブコメと見せかけて、全編通してやはりクソだった、だけど引き込む魅力は少しあった。
主演女優は綺麗とはとても言えないが、ちょいリアルなイケてるようで痛い女の子。シーシェパードと関係ある女優さんらしい。どうでもいいが。
あと特筆すべきは主演男優さん。バルセロナFCのリオネル・メッシにそっくりです!これはびっくりした。
まずいだろーとも思ったけど、こいつの下手な演技とキモち悪い容姿が映画を最後まで観させた。
あと、期待させたシャワーシーンがあまりにも残念だった。あそこで期待がクソへと変わり観る気を相当失った。
ゲイの友達が、セックスがあまりに早すぎると女の子にがっかりされていたけど。早いのがそんなに悪い?w
ここよくわからなくて、本当にゲイだったの?バイかもとも言ってたけど、早くイクほど感じたわけだよな。なんで自分がゲイって理解できたんだろ?んー、わからん。
ま、どうでもいいけど、と思ってしまえる二度と観ない映画。
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