NHK ニッポンのジレンマ

3月31日にNHKで新世代の論客を集めて討論番組が放送されるらしい。

ニッポンのジレンマという題。なぜ「日本」ではないのか?こういうのきもちわるーい。

それはいいとして、その討論番組への布石として反響・ゼミ編ってのが先週先々週と放送された。4人の若手が学生?たちにゼミる30分番組。
全部見た感想。

萱野稔人-哲学者。
民主主義の限界がテーマ。相変わらずの口ぶりでナショナリズムだなんだと討論ぽく進めていた。上手い。
彼を知れる動画としてはこれがおすすめ。

荻上チキ-評論家。
困っている人のニーズと向きあえ。彼は私のひとつ年上で親近感が沸く、ことはない。非常によくしゃべる、早口で。しかし説得力があり論戦に長けており朝ナマデビュー戦で鮮烈な印象を残す。精神力が強いのは家庭を持つ父親だからか。しゃべり口が宮台真司氏に似ている。意識してるのかな。対談もしてるし、影響はありそう。
番組は彼の講義を学生連中が聞くだけ。おもしろくなかったが、彼の取材風景を追ったビデオは良かった。
彼がわかる動画


宇野常寛-評論家。
この人の魅力は分かるが、好きじゃないし。論戦には弱い印象。んー、学生受けはいいよね。

飯田泰之-エコノミスト
マジックワードにだまされるな〜というテーマで講義。ものすっごい胡散臭い話しぶりだが、非常にスマートな頭を持っている。普通に聞き入った。激論型ではないが、ロジカルで強そう。

この4名についてはよくわかった。他に瀧本哲也なる投資家が強そう。嫌いなタイプだが。

ということで、第2弾らしく、正月放送の1弾も30日深夜に放送するらしいので、チェックしてみよう。
まあ聞いた評判は悪いですが他人の評判はどうでもいい。興味があれば見る、それだけ。

ただ保守を一人くらい入れてくれよ、NHKさんYO。中野剛志氏、柴山桂太氏など。まあこんな番組に出ないだろうけども。